訪問や施設での仕事があるホームヘルパー

ホームヘルパーの仕事には、家庭を訪問して利用者のお世話をする訪問介護・特別養護老人ホームやデイサービスといった介護施設のスタッフとして働く方法が存在します。

訪問介護は、訪問事業者にスタッフとして所属し、自動車・自転車を使って各ご家庭に伺います。
この介護は生活支援がメインとなっていて、昼食の調理・入浴介助・洗濯・買い物などを行います。
利用者のご家族との連絡も密にしておく必要があるので、連絡ノートには毎回気づいた事を記載しておきましょう。

施設における介護は、日勤・夜勤といった勤務帯で働く事が可能で、デイサービスに関しては送迎・入浴・昼食・レクリエーションを行います。
昼食を売りにしている施設は、日替わりで利用者の好みに合ったメニューを提供しており、要望を伝えておけば刻み食・アレルギー対応も行ってもらえ、ホームヘルパーが調理業務を担う事もあります。

24時間稼働する有料老人ホームでの仕事は、介護度が高い場合ではトイレ・入浴・食事の介助を行って快適な生活が送れるように支援をします。
夜勤では、定期的な居室確認や排泄確認を行い、入所者が安心して暮らせるように仕事を行います。
介助の多くは入所者によって異なってくる事から、常にコミュニケーションを図りながらミスが起こらないように仕事を進めます。
入浴介助に関しては、転倒防止・事故防止のために複数のスタッフで介助を行う事が一般的となっているので、同僚ともしっかり連携を取る事が大切です。